【黒石温泉郷】
黒石市の郊外、十和田湖へと注ぐ浅瀬石川の清流近くの静かな山間には、多くの温泉が湧き出しています。
開湯以来400年の時を刻んできた鶴の名湯・温湯温泉、ランプの宿として名高い青荷温泉をはじめ、
落合、板留、温川とそれぞれに特徴のある温泉ばかりです。
それら5つの温泉を総称して石黒温泉郷と呼ばれます。
古くから湯治場として栄えた温泉郷は、どの温泉でも風情あるたたずまいを残しており、素朴な雰囲気が
心を癒してくれます。
石黒駅周辺には、藩政時代のたたずまいを伝える町並みが続き、雪国ならではの「こみせ」と呼ばれる
木造アーケードが残ります。また津軽地方の風土と歴史を体験できる津軽伝承工芸館や、津軽系のこけしを
展示している津軽こけし館などの見どころもあります。
【大鰐温泉】
明治時代、湯治場として栄えた東北屈指の湯どころです。
今から800年以上前の建久年間(1190年〜1198年)に、夢枕に立った童子のお告げ「土用の丑の日の、
丑の刻に温泉に入ると治る」に従い、東国を行脚していた円智上人が発見し、病を癒したのが開湯の由来と
されています。
また津軽藩の祖・津軽為信が霊泉で眼病を治したとの言い伝えもあり、温泉街の一角にたたずむ
湯魂石薬師堂が、この故事を今に伝えています。
古き良き湯治場としての伝統が受け継がれ、各地ごとに趣の異なる共同浴場が点在しています。
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